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パタゴニア「Worn Wear」長く着続けること

※個人的に面白いと感じ、プレスを元に調査&作成した記事です。ブログ的ではないですが、どこか何かつながればと思い掲載しています。

パタゴニア、長く着続けることをサポートする「Worn Wear」のポップアップストアを渋谷にオープン

アウトドア製品を手がけるパタゴニアが、「Worn Wear(ウォーンウェア)」をコンセプトにした期間限定ストア「Worn Wearポップアップストア パタゴニア 東京・渋谷」をオープンした。

ポップアップストアでは、同社スタッフから買い取ったパタゴニア製品を中古品として販売。併せて、パタゴニア製品を修理して活用している人の実際のストーリーを展示する。本ストアを通じて、修理して長く着続けることの楽しみを伝えていくという。

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Worn Wearは直訳すると、新品ではない着用した衣服。パタゴニアが取組んでいる「Worn Wear」は、製品を長く使ってもらうために修理や再利用をサポートするプラットフォームを差す。製品の修理を行うリペアサービスを柱とし、中古品の販売や、スキー場へ遠征してのリペアイベントなどを提供している。本社のある米国では、中古衣類の下取りサービスなども行っている。

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取組みの背景には、衣服製造による環境負荷への懸念がある。環境庁によると、服1着を作る際(原材料調達から製造段階まで)に必要な水は約2,300ℓ(浴槽11杯分)で、CO2排出量は約25.5Kg(ペットボトル約255本分)になるという。

パタゴニアでは環境負荷の改善策として「Worn Wear」を展開。「修理は急進的な行為」と位置づけ、手元にある衣服を修理して長期間活用する大切さを伝える取組みを行っている。本ストアのオープンもその1つとなる。

 

■「Worn Wearポップアップストア パタゴニア 東京・渋谷」概要
プレスリリースより引用

開催期間: 2021年8月20日(金)~ 2021年9月26日(日)
開催場所: パタゴニア東京・渋谷ストア 1階
住所: 渋谷区神宮前6-16-8
営業時間: 月~金 12:00~19:00  土日祝日 11:00~18:00
定休日: 9月15日(水)

 

今回の「Worn Wear」は店舗での開催となるが、米国では「Worn Wearツアー」として、2013年から修理職人が専用トラックに乗って各地を回る取組みをしている。日本でも2019年に開始され、スキー場へ遠征(前述のリペアイベント)を実施。各地域へのツアーはこれからとなる。

動画の終盤にトラックが大陸の一本道を走っていくが、その姿にアメリカ人のタフさを感じた。いや単純に、カッコいいんすよ。