映画、本など。心動かされたこと。

日々を豊かにするきっかけづくりになれば。映画・本メインにもろもろ綴っています。

2021-01-01から1年間の記事一覧

フリーで生きるバイブル「ない仕事の作り方」/2018年 みうらじゅん著

概要 Recomend Points 究極のポジティブワード「そこがいいんじゃない」 好きになる、説得力を持たせるための物量 もはやドキュメンタリー、般若心経を看板文字で再現 概要 「マイブーム」や「ゆるキャラ」など、数々の世の中を巻き込むうねりを創ってきたみ…

ANAHDの本気を感じるドローン実験 新たな事業の柱へ

※個人的に面白いと感じ、プレスを元に調査&作成した記事です。ブログ的ではないですが、記事がどこか何かにつながればと思い掲載しています。 ■ANAHDやセブンら、ネットコンビニの注文商品をドローン配送する実証実験開始 ANAホールディングスは22日、「セブ…

ひと昔前の映画/異なる者たちとの共存とは。今、改めて「第9地区」 2010年 アメリカ他

「第9地区」/2010年公開 ■あらすじ 南アフリカのヨハネスブルクにエイリアンが飛来した。彼らは宇宙船内で栄養失調に陥り、政府はそれを保護。保護後もエイリアンは宇宙に帰る気配がなく、政府は彼らを住まわせる場所として、人とは隔離した地区=第9地区を…

パタゴニア「Worn Wear」長く着続けること

※個人的に面白いと感じ、プレスを元に調査&作成した記事です。ブログ的ではないですが、どこか何かつながればと思い掲載しています。 ■パタゴニア、長く着続けることをサポートする「Worn Wear」のポップアップストアを渋谷にオープン アウトドア製品を手が…

久々に飲んだ生ビールの染み入り具合。

生ビールに、乾杯。 6月20日からコロナ対策がやや緩み、飲食店で20時まで飲酒ができるようになった。 早速、堪能しに近所の中華屋に向かった。到着は19時10分頃、ぎりぎりだがまだ飲酒ができるということで、生ビールを注文。 ふわふわの泡に、キンと冷えた…

夏が来ると思い出す《うな重(松)》/掛川 甚八

2018年7月、『ap bank fes』(音楽フェス)に参加するため、静岡県掛川市を訪れた。 特にフェスの常連ではない。年々夏が熱く感じられる中で、夏に翻弄されるのではなく満喫したい、といった気持ちが高まり、数年ぶりに参加した。 補足:ap bank fesとは (…

到底消化しきれそうにない、魅力「INNOCENCE(イノセンス)」/2004年 日本

あらすじ Recomend Points ばらまかれているメッセージを、とにかく拾いたい。吸収したい。 それはもう、開始早々から提示される。 常に概念を揺さぶられる。 多くの人を惹きつける、あのフレーズ。 あらすじ 時は2032年、日本。科学技術の超高度化により、…

なたぎり三人女/2016年 群 ようこ著

※ 読んだ書籍の備忘録的なものです ※ 今回の書籍 『なたぎり三人女』 なたぎり三人女 (幻冬舎文庫) 作者:群ようこ 発売日: 2020/01/24 メディア: Kindle版 著者:群 ようこ とは むれ ようこ ■ エッセイスト、小説家 1954[昭和29]年、東京都生れ(下記写真…

都市伝説がベースのコメディ「MEN IN BLACK2(メン・イン・ブラック2)」/2002年 アメリカ

あらすじ Recommend Points 地球外生物がそこかしこにいる設定 こちらもおすすめ シリーズの元になった都市伝説って パグ好きにはたまらない"フランク"の存在 ストーリーを彩る俳優陣と作りこまれた要素 こちらもおすすめ 2020/5/20掲載 サントリーBOSSのCM…

価値観が裸にされるような、歯に衣着せぬエッセイ「無趣味のすすめ」/2011年 村上 龍 著

概要 Recomend Points 本質を探る探求心、伝えようという使命感 Favorite フレーズ 実業家、村上龍に触れる 概要 2009年3月~2011年3月の間に幻冬舎へ寄稿した、村上龍のエッセイをまとめた本(『GOETHE』(男性月刊誌)の連載記事が中心)。 着飾ることをせ…

人類への絶望と希望が行き来する「Interstellar(インターステラー)」/2014年 アメリカ

あらすじ Recomend Points 現状認識と描かれる希望 サウンドトラック 映像美 こちらの記事もおすすめ CINEMORE MIT Tech Review BBC NEWS あらすじ 雨が降らず砂漠化した地球。砂嵐が頻繁に起き、口と鼻を覆っても肺に砂が入る。疫病で次々と作物が死んでい…

甘じょっぱさが癖になる折詰弁当《白詰》/日本橋 弁松総本店

それはある日、いつもより疲労感を感じた日。東京・日本橋のデパ地下で夕飯に購入したのが始まりだった。 それまでも店の前は通っていた。ただあまりに潔いそのフォルムに、デパートの雰囲気に浮足立ったふわふわした気持ちで購入するのは気後れし、足を留め…

コロナ禍でも光る、星野社長の考えに触れられる「星野リゾートの教科書」/2010年 中沢 康彦著

概要 マイクロツーリズムとは・・・ Recomend Points 基本的な教科書の使い方から3ステップで紹介 どの局面で活用したかを事例で紹介 ひとこと ついでにふたことめ(余談) 概要 今回のコロナ禍で、いち早く「マイクロツーリズム」を提唱した星野リゾート代…

ハードボイルドを味わう「顔に降りかかる雨」/1996年 桐野 夏生 著

s[:contents] 概要 『OUT』('98 日本推理作家協会賞 受賞)、『グロテスク』('03 泉鏡花文学賞 受賞)、『東京島』('08年 谷崎潤一郎賞 受賞)などを手掛けている、桐野夏生の、比較的初期に書かれた作品。 本作では、1993年 江戸川乱歩賞を受賞。それま…

ボディーブローのように効く、「へでもねーよ」藤井 風

関ジャムでたびたび拝見 藤井 風とは 聴いてみたのは 関ジャムでたびたび拝見 シンガーソングライター、藤井 風(ふじい かぜ)。これまでも、何度か「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日)で取り上げられていて、少し気になっていたが、何となくスルーして…

結局いつも食べたくなる《チャーハン》/神楽坂 龍朋 (りゅうほう)

「今日こそはラーメンか焼きそばか、別のものを食べよう。」JR飯田橋駅から歩き始める時は、そう心に決めて神楽坂を上がる。 神楽坂上の交差点を超え、コボちゃん像を横目にさらに坂を上がるころには、「やっぱりチャーハン食べとかないと」と思い始める。 …

人生を考える時に見たい「The Company men(カンパニーメン)」/2011年 アメリカ

あらすじ *2008年9月15日 アメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズの経営破綻から端を発した、経済危機を背景に作られた作品。 広大な敷地に建つゴージャスな邸宅から、オープンカーに乗って出社したボビー(ベン・アフレック)。オフィスに着くと同時に上役…